糖尿病の運動療法

 

糖尿病改善のための運動について

 

糖尿病の運動療法では、有酸素運動とレジスタンス運動(筋力トレーニング)の両方をうまく取り入れて行うのがコツです。

 

有酸素運動はジョギング、水泳、ウォーキングなどで、呼吸から取り込んだ酸素を使ってエネルギーを消費する運動です。エネルギー消費、血糖値上昇抑制、インシュリンの効きをよくする効果、などが期待できます。

 

レジスタンス運動は、いわゆる筋力トレーニングのことで、ダンベルやチューブ、スクワットなど負荷をかけて行います。無酸素運動と言われることもあります。筋肉はエネルギーを大量に消費する器官なので、何もしないでいる時のエネルギー消費量である基礎代謝がアップして脂肪を燃えやすくしてくれます。
筋力トレーニングは筋肉がつくまでは効果が出ないので、継続して行うことが必要です。

 

有酸素運動の場合は、週3日以上合計150分以上を目標にします。なるべく3日以上あけないで取り組んだ方が良いです。
脂肪が燃焼されるまでには時間がかかるので、まとまった時間が取れる時には1日30?60分程度行いましょう。
レジスタンス運動は週2日以上行います。器具がない場合には、腹筋、背筋、腕立て伏せ、などを行います。ダンベルやチューブがあると大きな負荷をかけることができるのでより効果的です。

 

レジスタンス運動を行うときには、息を止めて行うと血圧が急上昇して危険なので、息を止めずに行いましょう。
運動時間は食後30分?2時間以内に行うと食後高血糖を防げて効果的ですが、難しい場合にはライフスタイルに合わせて無理のない時間を設定するようにしましょう。

 

運動前や運動中、運動後には十分に水分補給を行い、ケガの防止のために運動の前後にはストレッチと準備運動、整理運動を行うようにします。
運動をしていると低血糖が起こることがあるので、ブドウ糖などすぐに血糖値を上げられるものを携帯しておきましょう。また、運動する時には足にあった靴を選ぶようにしましょう。

 

体調が悪い時には無理せずに、体調に注意しながら行うようにしましょう。