サポニンとは?

 

サポニンの血流改善効果・酸化防止効果

 

サポニンは植物の根や葉、茎などに含まれるサポゲニンと糖の配糖体の一種で、苦味のもととなる成分として知られています。主に多く含まれるのは高麗人参や田七人参、桔梗、ゴボウなどの根っこに関する植物と共に、大豆からも摂取できることが知られています。

 

古来より生薬として処方されてきた高麗人参は、利尿剤や強心剤として使用されていましたが、この効果はサポニンによるところが大きいと言われています。サポニンにも採取される植物によって種類が存在しますが、高麗人参や田七人参に含まれるものは血流改善効果が認められていて、血小板凝集を抑えて毛細血管の流れを良くすることができます。

 

また、血液の凝固を抑える働きがあるため、血糖値が上がりすぎてどろどろとなった状態の血液をサラサラにして、流れをスムーズにすることで血圧を低下させるなどの効果も期待できます。サポニンで注目されるもう1つの作用が、酸化防止によるアンチエイジング効果です。悪性の活性酸素が体内に停滞すると、血液や血管、その他の細胞で酸化、つまりサビていくような老化が始まりますが、サポニンは高い抗酸化作用を有していて、過酸化脂質の生成を抑制します。

 

過酸化脂質はコレステロールや中性脂肪の脂質が酸化されることで起こり、動脈硬化といった症状を引き起こす要因となりますが、大豆に含まれるサポニンは酸化を抑えて肝機能を高める効果があることが知られています。このように血流改善と酸化防止に効果のある成分ですが、その他にもナチュラルキラー細胞を活性化させる働きから免疫力の向上にも繋がり、ウイルスなどに対抗して感染症を防ぐことができます。

 

最近では美容の面で注目を集めているサポニンですが、健康面でも重要な役回りを持っていることが分かります。植物の根や葉などに含まれることから、摂取するのが難しいものとなっていますが、近年はサポニンを配合したサプリメントも販売されていることから、気軽に補給することが可能となっています。