糖尿病治療での入院

 

糖尿病の治療で入院する場合について

 

糖尿病治療での入院には、症状が悪化して内服薬を服用しているだけでは危険で、合併症が起きているときなどに2週間から1か月程度病院で過ごすことになります。採血の検査や血糖測定などが行われるほか、点滴などによる治療が行われます。食事療法や運動療法、薬物療法なども組み合わせて徹底した血糖コントロールが行われ、合併症の治療も加わります。

 

糖尿病の状態を詳しく知るために検査入院を行う場合もあって、2泊3日や3泊4日程度が主流になります。血液検査や尿検査など普段から行うものに加えて、1日を通しての血糖値の変動を確認します。合併症を起こしていないか確認するための検査も行われ、心電図や眼底検査、腹部エコーから足の血圧検査などをします。糖尿病になると足に潰瘍や変形、皮膚疾患などが見られて、神経障害や血流障害が起きて壊死してしまう場合もあるので、足の症状をチェックすることは重要です。

 

糖尿病に対する正しい知識を得て治療に専念してもらうために、教育入院も行われています。1週間から2週間程度で、基礎知識を学んだり、毎日の食事や運動の方法などを学びます。服薬の指導が行われ、足のケアの仕方を教えている病院もあったり、検査入院と一緒に実施している場合も多くなっています。

 

治療にかかる費用は、入院する病室のグレードにもよりますが、2泊3日で自己負担額が3万から4万程度、3泊4日の検査入院では5万円から7万円ほど、2週間から1か月の治療入院では16万から30万程かかることが多くなります。各病院で導入している検査方法や病院食、糖尿病や合併症の状態によっても違ってくるので前もって確認が必要です。状態が悪化してインスリン注射が必要な人はさらにプラスする可能性があります。都心部と地方の病院でも価格に差があるため、費用が気になる人は各病院に問い合わせをして比較すると良いです。

 

入院する際にはパジャマやタオル洗面用具などから、ティッシュペーパーや箸、スプーン、筆記用具なども必要となるので、持っていないものは買いそろえておく必要があります。