血糖値は血液中に存在するブドウ糖の濃度のことで、様々な要因によって数値が上昇します。

 

血糖値が上がる原因は食事だけではない?

 

当然ながらブドウ糖の元となる炭水化物を多く摂取すれば、その分だけ血糖値が上昇することは知られていて、ダイエットのために摂取量を抑えたり、断食するといった方法を採る人もいます。炭水化物にブドウ糖が多いのは知られていますが、それ以外の食品でも糖分が入っているので炭水化物だけを控えても血糖値が下がるというわけではありません。

 

また、食事以外にも血糖値が上昇しやすいケースがあるため、検査によって数値が上昇したからといって食事が原因と考えるのは早計と言えます。食事以外で上昇しやすいのは経口避妊薬のピルや副腎皮質ホルモンのステロイドなどの医薬品を投与することでも起こります。また、風邪や様々な感染症によって体調が崩れると、ウイルスなどと闘うために体が自動的に血糖値を上げることもあります。

 

体が臨戦態勢をとるような状態になるのも、血糖値が上昇する原因となるため、仕事や家庭での過度のストレスにも関係してきます。病気や症状によって違いはありますが、一般的に上昇する数値は平常時のおよそ30%と言われていて、健康な人であれば気にするようなものではありませんが、糖尿病の患者では致命的な数値になることもあるので、なるべく素早い感染症の治療を行い、ストレスのない生活を送ることが重要となります。

 

ちなみに、食べる以外の方法では、カフェインの摂取後、喫煙後にも上昇する傾向にあり、糖分の多いビールや日本酒といったアルコール類、甘味料の多いジュースでも当然のように数値が上昇します。そのため、血糖値を上げすぎないようにするには、炭水化物を中心とした糖分の多い食事を避け、お酒やジュースなどは飲まずに水やお茶などの飲み物で水分を補給することが必要になります。

 

血液中に存在するブドウ糖は、エネルギーを消費することで減少するため、ジョギングなどの有酸素運動を行うと、血糖値を下げることができるようになります。